2012年04月03日

自筆証書遺言〜検認手続について

封印のある遺言書は、発見しても勝手に開封

などをしてはいけません。必ず相続人又は

その代理人の立会の下で家庭裁判所において

開封を行い、検認の手続きを行わなくては

なりません。(公正証書遺言以外の遺言は

全て検認手続を行わなくてはなりません)

検認は一種の証拠保全手続きです。検認時点での

遺言の形状・内容を確認し、その後の偽造・変造を

防ぐために行われます。つまり、検認が遺言が

有効な物であるかどうかを証明するものでは

ありません。

検認手続の方法は、相続の開始地または遺言者の

最後の住所地を管轄する家庭裁判所に遺言書の

保管者または、遺言書の発見者が検認の請求を

行います。

検認の手続きを行わなかった場合や、封印してある

遺言書を勝手に開封した場合には、5万円以下の

過料に処せられます。

(勝手に開封を行った場合にも、遺言書の

効力に影響はありません。)

遺産分割の手続きを行う上で、相続財産の名義変更

を行う場合、検認を行っていない遺言書では各金融機関

などは手続きを行ってくれないので注意が必要です。


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2012年04月02日

遺言が必要なケース

相続が起こった場合の相続財産の分割は、

有効な遺言が無ければ、相続人全員による

遺産分割協議によって行われます。

この遺産分割協議は、相続人全員の合意が

無ければ成立しないため、親族同士の関係等

によってはスムーズに進まない可能性があります。


この場合に、遺言による遺産配分の指定ばあれば

その効力は法廷相続分に優先し、遺産分割協議も

必要がなくなります。


以下に遺言による財産分割等の指定を行って

置いた方がよいケースを挙げてみます。

●被相続人となる人が、事業や農業を営んでいる場合
●被相続人となる人に、子どもがいない場合
●相続人が遠隔地(海外など)にいる場合、
 連絡がすぐに取れない場合
●再婚をしている場合、家族構成が複雑な場合
●相続人の一人が被相続人となる人の介護等を
 している場合
●2世帯住宅に住んでいる場合(親との共有名義の場合)
●相続財産が不動産中心の場合
●相続人以外の人に財産を分けたい場合

など
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2012年03月28日

遺言執行者について

遺言執行者は、相続人間の利害を調整しながら、
適正な処理を行い、遺言者の意思・希望である遺言の
内容の実現に向けて業務を行います。


遺言は、相続人間の利益が相反する場合が多く、相続人に
遺言の執行を任せる事が適当とはいいきれません。
というのも、相続人の対立が生じたり、それぞれの思惑
によって公正な遺言の執行を妨げてしまったり、執行がで
きたとしても対立した状況であっては後日、紛争となるお
それがあるのです。
また、遺産の中身によっては法律的専門知識などが必要
な場合もあります。

このような場合に、相続の専門家に遺言執行者を依頼して
おけば、遺言をした人の意志に添い、相続人間の利害を
調整しながら、遺言の適正な処理を行いスムーズな相続手続
を行う事ができます。

遺言執行者は、法律上、財産管理、執行の権限を持ち、
相続人はその権限の行使を妨げる事はできません。
(民法1013条)
また、この規定に反する処分を相続人が行ったとしても、
無効となります。

なお、遺言執行者は、遺言で選任をする事もできますし、
相続開始後に家庭裁判所に請求して選任する事もできますが、
予め遺言で選任しておいた方が、相続後に遺言執行者の選任
を家庭裁判所に申立てする必要がない為、相続手続を速やか
に行う事ができるといえます。
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 11:25| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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