2012年05月04日

シニアライフとペット〜ペット遺言のススメ

「もし大切な家族であるペット達より先に、自分が亡くなっ
てしまったら・・・・」

皆さんは考えた事がありますか?同居の家族が見てくれる・・・、
子供たちが世話をしてくれる・・・、友達が引き取ってくれる
はず・・・・。そうは思っても心配になってしまうと思います。

健康上の理由や、住宅事情などでどうしても引き取ることができ
ない場合もあるかもしれません 。そうなってしまったらペット達
はどうなってしまうでしょうか。大切な家族であるペットにそん
なつらい、悲しい思いをさせないためにも、飼い主が責任をもっ
て準備をしてあげることが必要ではないでしょうか

日本の法律上、ペットは「物」として取り扱われてしまいます。
したがって財産を持つ権利は認められていません。遺産の全てを
ペットに贈るというようなことは、日本では不可能です。
社会的にも、故人のペットを保護するようなシステムは今のとこ
ろ見当たりません。現状考えられる方法は、

●遺言による負担付遺贈
●死因贈与契約

この二つになるかと思います。どちらも、ペットの世話を条件と
して一定額の金銭等を受遺者(ペットの面倒を見てくれる人)に
贈るというものです。残されたペットを世話を、あなたが信頼する人
や団体に託すことができれば、あなたにとってもペットにとっても
一番幸せで安心できるのではないでしょうか。  

●ペット遺言(遺言による負担付遺贈)
遺言によって、ペットの世話を条件に財産を譲る形になります。
「遺贈」は後述する贈与契約とは違って、遺言者の一方的な意思表示
です。つまり受遺者(ペットの世話を頼む人)の承諾を必要としませ
ん。しかし、いくら信頼できる人であるからと言っても大切なペット
を託すことになるのですから、事前にきちんと了承を得ておきましょう。  
遺言の方法としては、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3
つがありますが、後々のトラブルを防ぐ意味でも、公正証書遺言をお勧
めします。さらに遺言執行者も指定しておけば、遺言者の希望どおりに
遺言内容を実現してもらうことができます。  

●死因贈与契約
死因贈与契約は、贈与者・受遺者双方の合意(契約)によって行われます。
つまり、遺産を受け取る代わりに、ペットの世話をすることを承諾すると
いうことになるので、遺贈よりも確実性が高いと言えます。死因贈与契約
については当事者間で契約を交わせば有効に成立しますが、他の相続人との
トラブルになる場合も見受けられるので、公正証書にしておくことをお勧め
します。


***************************************

札幌の遺言・相続・成年後見のご相談は

遺言・相続・成年後見サポートセンター

http://souzoku-soudann.com

T E L  011-618-5203
E-mail yo-murakami@souzoku-soudann.com

****************************************
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 07:55| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月10日

寄与分とは

被相続人に対して、その財産の増加や維持に

特別な貢献をした者がある場合、そのことを

考慮せずに相続分を決めることは不公平となる

と言う考え方から定められた制度が「寄与分」です。

寄与分が認められる要件として、

@ 共同相続人による貢献であること
  相続人の妻やお手伝いさんなどが特別な貢献を
  しても寄与分は認められません。

A 被相続人の財産の維持や増加があること
  相続開始時にこの増加した財産が残っていなければ
  認められません。

B 特別の寄与であること
  子が単に親の面倒を見たというような場合は特別な
  寄与があったとは言えません。

●具体的な寄与の例

・長男がほとんど無給で父(被相続人)の仕事を手伝ってきた
・被相続人の営業する店の増改築に資金を提供した
・娘が勤めていた会社を辞めて、親の介護を行ってきた  など

※妻が夫の療養看護に努めたというようなことは夫婦の当然の
  義務ですので寄与に当たりません。

●寄与分の計算方法は?
寄与分の計算については,相続人全員の協議で定めることと
なっています。寄与分については確固たる基準が定められて
いる訳ではないため、具体的な計算については非常に 難しい
ものになります。寄与分については、明確な判断基準がなく
他の相続人の納得を得るのが難しい ケースも多く見受けられ
ます。基本的に相続人同士で話合いを行い、寄与分額を決定する
ことになります。話合いがまとまらない場合は、家庭裁判所の
調停で話し合い、さらに調停 でも結論がでなければ、審判に
よって決定することになります。

posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 07:32| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月09日

相続放棄とは

相続放棄とは、被相続人の全ての財産・債務を

受け継がないというもので、相続の開始を知った

日から3カ月以内に家庭裁判所に申立を行う必要が

あります。相続財産が債務・借金だけであった場合

などは、この相続放棄の手続きを行う必要があります。

注意が必要なのは、相続人が相続財産の全部または一部を

処分したり、相続財産を隠したりしたことが発覚した

場合には、相続放棄は認められず、単純承認(被相続人の

全ての財産・債務を引き継ぐこと)をしたとみなされて

しまいます。

相続放棄をした場合には、最初から相続人でなかったものと

みなされ、相続に関する権利・義務とは一切無関係に

なります。また、その子に代襲相続も生じません。

(相続税の基礎控除の計算の際の法定相続人には

カウントされます)

また、相続放棄をした場合でも、生命保険金や

死亡退職金を受け取ることは可能です。ただし、

保険金や死亡退職金に対する500万円の非課税枠は

適用されません。


***************************************

札幌の遺言・相続・成年後見のご相談は

遺言・相続・成年後見サポートセンター

http://souzoku-soudann.com

T E L  011-618-5203
E-mail yo-murakami@souzoku-soudann.com

****************************************
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 08:09| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。