2012年08月17日

遺族基礎年金・遺族厚生年金について

●遺族基礎年金の支給を受けられる人

●被相続人(死亡者)が下記の@〜Cのいずれかであった場合に、死亡者によって生計を維持されていた「子※のいる妻」または「子※」が対象となる。

●被相続人(死亡者)の条件
@ 国民年金の被保険者であった
A 60歳以上65歳未満で、以前に国民年金の被保険者であり、日本国内に住んでいた
B 老齢基礎年金の受給権者であった
C 老齢基礎年金の受給資格期間(保険料納済期間・免除期間合わせて25年以上)を満たしていた

※「子」とは、18歳になってから最初の3月31日を迎えていない子、または障害者1級・2級の20歳未満の子。
結婚している場合は対象外。

※上記@Aの場合、死亡日の前々月までの被保険者期間の内、保険料納付済期間と免除期間の合算が2/3以上であるか、又は死亡日の前々月までの直近の1年間に保険料の未納がないことという条件を満たしている必要がある。


●遺族厚生年金の支給を受けられる人

被相続人(死亡者)が下記の@〜Cのいずれかであった場合に、被保険者によって生計を維持されていた、
●妻
●子(18歳になってから最初の3月31日を迎えていない未婚の子、または障害者1級・2級の20歳未満の未婚の子。子の親に支給されている場合は、支給されない)
●55歳以上の夫(支給開始は60歳から)

が、第1順位として受給権があります。第1順位に該当する者がいない場合、第2順位→第3順位→第4順位の順に受給します。
●第2順位・・・・・・55歳以上の父母(支給開始は60歳から)
●第3順位・・・・・・孫
●第4順位・・・・・・55歳以上の祖父母(支給開始は60歳から)

●被相続人(死亡者の条件)
@ 厚生年金の被保険者であった
A 厚生年金の被保険者期間中に初診日がある病気やケガが原因で、初診日から5年以内に死亡
B 1級・2級の障害厚生年金を受給していた
C 老齢厚生年金の受給権者であるか、または老齢厚生年金の受給資格期間を満たしていた

※上記@Aの場合、死亡日の前々月までの被保険者期間の内、国民年金の保険料納付済期間と免除期間の合算が2/3以上であるか、又は死亡日の前々月までの直近の1年間に保険料の未納がないことという条件を満たしている必要がある。

●国民年金の寡婦年金と死亡一時金

●寡婦年金とは、老齢基礎年金の受給資格を満たした夫が年金の支給を受けることなく死亡した場合に、一定の条件(下記@〜C)を満たしていれば、60〜65歳までの間支給されます。

●寡婦年金の支給要件
@ 死亡死亡した夫に扶養されていた妻であること
A 夫の死亡までに、10年以上結婚が継続していること
B 死亡した夫が、国民年金の受給資格を満たしていること
C 夫が老齢基礎年金を受け取っていなかった、または夫に障害基礎年金の受給権がなかったこと

※妻が老齢基礎年金の繰り上げ支給を受けている場合は請求できない
※支給期間は60〜65歳までであるが、他の年金(遺族厚生年金など)を受給している場合は選択受給
※寡婦年金と死亡一時金の両方を受けられる場合は、どちらかを選択受給


●死亡一時金とは、年金保険料を3年以上納付していた、国民年金の第1号被保険者(自営業者など)が老齢基礎年金や障害基礎年金を一度も受け取らずに死亡した場合に支給されます。

死亡一時金を受け取ることができる遺族の順番は、配偶者→子→父母→孫→祖父母→兄弟姉妹となっており、死亡時に生計を共にしていた者です。

遺族が遺族基礎年金の受給権を持ってある場合は支給されません。

posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 14:50| Comment(0) | 死亡後の事務手続き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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