2012年05月14日

遺言執行者の選任について

遺言執行者とは、遺言の内容を具体的に実現する者の事を言います。
遺言書の内容・趣旨に沿って、相続人の代理人として相続財産の管理
や名義変更などの各種手続きを行う権利と義務を有しています。

遺言の内容に、@子の認知 A相続人の廃除がある場合は、必ず
言執行者の選任が必要になります。
遺言執行者が遺言で指定されていない場合、もしくは指定された
遺言執行者が死亡等によりいなくなった場合は、家庭裁判所に遺言
執行者選任の申立を行います。

遺言によって、遺言執行者が指定されている場合、指定された遺言
執行者は遺言書の内容に沿って各種相続財産の名義変更や不動産の
登記などを行います。各相続人は遺言執行者の遺言内容の実現の為
の行為を妨げることはできません。
 また、相続人間で意見・主張の相違がある場合には、遺言執行者
を選任した方が、スムーズに相続手続きを進めることができます。
この場合も家庭裁判所に遺言執行者選任の申立を行います。

遺言執行者選任の申立人になれるのは、相続人・遺言者の債権者、
遺贈を受けた者等の利害関係者で、申立先は、遺言者の最後の住所を
管轄する家庭裁判所となっています。

遺言執行者には、破産手続開始決定や後見開始決定を受けた人以外で
あればだれでもなることができます。遺言執行者選任申立書には、候補者
を記入する欄がありますので、推薦する人がいる場合は記入します。相続
人の間で特に争い等がなければ、基本的にその人が選任されます。しかし、
争いがある場合には、家庭裁判所が利害関係のない、第三者を選任します。

●遺言執行者選任の申立に必要な書類・費用

@ 遺言執行者選任の申立書
A 申立人の戸籍謄本、遺言者の戸籍謄本(除籍謄本・改正原戸籍)
B 遺言執行者候補者の戸籍謄本・住民票・身分証明書・
   成年後見登記事項証明書
C 利害関係を証する資料
D 遺言書の写し
● 費用・・・・遺言書1通につき収入印紙800円+連絡用郵便切手代
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 09:00| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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