2012年05月12日

相続放棄の注意点

相続財産が借金のみであると言うような場合は、

相続の開始を知った日から3カ月以内に相続放棄

を行います。しかし、相続財産がプラスであっても

相続放棄を行うケースがあります。

例えば、相続人が妻と子であった場合、妻が全ての

財産を相続することとし、子が相続の放棄を行う

といったケースです。

ところが、ここで注意が必要なのは、もしこのケースで

夫の兄弟が生きていた場合にはどうなるでしょうか?

子が相続放棄を行えば、兄弟に相続権が発生します。

妻と兄弟が相続人となった場合、1/4が兄弟の相続割合です。

また、兄弟はすでに亡くなっていた場合、その兄弟に子がいれば

子が相続することになります。

つまり、子が相続放棄をしたことによって、従兄に相続権が発生

することになるのです。

さらに、非常にまれなケースではありますが、亡くなった夫の親が

再婚等で、前夫・前妻との間に子があった場合には、その子

(異父兄弟姉妹・異母兄弟姉妹)にも兄弟として相続権があります。

(この場合、父母を同じくする兄弟の1/2の相続分になります)


相続人である子から見て、祖父母に当たる人の婚歴などは、把握し

ていない場合も十分考えられますので、注意が必要です。

相続放棄は一度行ってしまえば撤回はできません。

しっかりと相続人調査(戸籍調査)を行う必要があるのです。

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posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 17:43| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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