2012年04月10日

寄与分とは

被相続人に対して、その財産の増加や維持に

特別な貢献をした者がある場合、そのことを

考慮せずに相続分を決めることは不公平となる

と言う考え方から定められた制度が「寄与分」です。

寄与分が認められる要件として、

@ 共同相続人による貢献であること
  相続人の妻やお手伝いさんなどが特別な貢献を
  しても寄与分は認められません。

A 被相続人の財産の維持や増加があること
  相続開始時にこの増加した財産が残っていなければ
  認められません。

B 特別の寄与であること
  子が単に親の面倒を見たというような場合は特別な
  寄与があったとは言えません。

●具体的な寄与の例

・長男がほとんど無給で父(被相続人)の仕事を手伝ってきた
・被相続人の営業する店の増改築に資金を提供した
・娘が勤めていた会社を辞めて、親の介護を行ってきた  など

※妻が夫の療養看護に努めたというようなことは夫婦の当然の
  義務ですので寄与に当たりません。

●寄与分の計算方法は?
寄与分の計算については,相続人全員の協議で定めることと
なっています。寄与分については確固たる基準が定められて
いる訳ではないため、具体的な計算については非常に 難しい
ものになります。寄与分については、明確な判断基準がなく
他の相続人の納得を得るのが難しい ケースも多く見受けられ
ます。基本的に相続人同士で話合いを行い、寄与分額を決定する
ことになります。話合いがまとまらない場合は、家庭裁判所の
調停で話し合い、さらに調停 でも結論がでなければ、審判に
よって決定することになります。

posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 07:32| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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