2012年03月06日

自筆証書遺言を書く際の注意点

自分で法的に有効な遺言書を作るためには、遺言者
が遺言の全文(遺言内容・日付・署名)を自分自身
で書く必要があります。代筆やワープロでの作成は
認められていません。
 
@ どのような紙に書いてもかまいません、またどの
ような筆記具を用いてもかまわな   いことになって
います。しかしながら、大切なメッセージを残す為のも
のですので、あ  る程度の耐久性のある用紙に、
ボールペンなど簡単に書き直し(変造)できない筆記具
を使うべきです。

A 「遺言書」といった表題がなくても、内容で確認
できれば遺言書としては有効ですが  、「遺言書」
「遺言状」といった表題があった方が明確です。

B 書き方は、縦書き・横書きどちらでもかまいません。
数字表記については、アラビア  数字(1,2,3・・)
でも漢数字でもかまいませんが、不動産表示や金額などを
書く場合は誤認や変造を防ぐ意味で、多角漢数字
(壱、弐、参・・・)を使うとよいでしょう。

C 誰に何を相続させる、遺贈するのか、はっきり特定
できるように書く必要があります  。土地や建物など
不動産を記載する場合は、住居表示ではなく、登記簿謄本の
表示通りに記載してください。

D 遺言書は2枚以上になる場合はステープラーやのり
などで綴じ、契印を押します。(契印がなくても、内容に
同一性があれば有効とされていますが、トラブルを防ぐ
意味でも押した方がよいでしょう)

E  日付は必ず具体的な年月日を記入してください。
「8月吉日」などは日付が特定で   きず遺言が無効に
なってしまいます。

F 署名については、その人を特定できれば、雅号など
でもいいことになっています。一般の方は、戸籍上の氏名
を書く方がよいでしょう。

G 署名と合わせて、押印します。印は三文判でもかまい
ませんが、実印を押す方が望ましいでしょう。

H 遺言書を封筒に入れ、封をしたり封印をすることは、
必ずしも要求されていませんが、トラブルを防止
する意味でも封印をお勧めします。なお、遺言書につい
ては家庭  裁判所で開封(検認)しなければなりません。
遺言書を発見した相続人等が開封してしまわないように、
「開封せずに家庭裁判所に提出すること」などと記入して
おくのが良いでしょう。

I 遺言書を書き間違ってしまった場合は、厳格な方式に
従って訂正を行わなければなりません。この方式に従って
いないと、訂正が無効となってしまうので注意が必要です。
できれば最初から書き直しをした方が無難です。
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 23:59| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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