2012年03月28日

遺言執行者について

遺言執行者は、相続人間の利害を調整しながら、
適正な処理を行い、遺言者の意思・希望である遺言の
内容の実現に向けて業務を行います。


遺言は、相続人間の利益が相反する場合が多く、相続人に
遺言の執行を任せる事が適当とはいいきれません。
というのも、相続人の対立が生じたり、それぞれの思惑
によって公正な遺言の執行を妨げてしまったり、執行がで
きたとしても対立した状況であっては後日、紛争となるお
それがあるのです。
また、遺産の中身によっては法律的専門知識などが必要
な場合もあります。

このような場合に、相続の専門家に遺言執行者を依頼して
おけば、遺言をした人の意志に添い、相続人間の利害を
調整しながら、遺言の適正な処理を行いスムーズな相続手続
を行う事ができます。

遺言執行者は、法律上、財産管理、執行の権限を持ち、
相続人はその権限の行使を妨げる事はできません。
(民法1013条)
また、この規定に反する処分を相続人が行ったとしても、
無効となります。

なお、遺言執行者は、遺言で選任をする事もできますし、
相続開始後に家庭裁判所に請求して選任する事もできますが、
予め遺言で選任しておいた方が、相続後に遺言執行者の選任
を家庭裁判所に申立てする必要がない為、相続手続を速やか
に行う事ができるといえます。
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 11:25| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月23日

遺贈の指定方法

遺言で財産を他の誰かに譲り渡すことを遺贈と言います。

遺贈には下記の2つの方法があります。


@包括遺贈

「財産の半分を与える」と言うように、相続財産全体に
対する遺贈分の割合を指定する方法。簡単で、財産価値の
変動に影響されないといったメリットがありますが、
受遺者と他の相続人との間で、改めて遺産分割協議を
する必要があります。

A特定遺贈

「○○銀行の預金1000万円を遺贈する」「△△の土地を遺贈する」
というように、具体的な財産を指定する方法。
財産が明確になっているので、比較的トラブルの少ない
方法です。一方で財産価値に大きな変動などが
あった場合に見直しが必要となる場合があります。
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 08:55| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月21日

相続が起こったときの手続きのスケジュール

相続が起こると、いろいろな手続きを

行わなければなりません。期限の決まって

いるものもありますので、少し整理しておきましょう。


相続の開始(被相続人の死亡)

●7日以内に 
死亡届の提出
(遺言書の有無の確認)

●3ヶ月以内に
相続放棄・限定承認の決定
※財産状況の確認が必要

●4ヶ月以内に
被相続人の所得税の準確定申告

●10ヶ月以内
相続税の申告・納税

●申告期限から1年以内
更正の請求


その他にも、遺産分割について
協議を行っていく必要があります。

相続はなかなか体験することがありません。
葬儀の後は、上記の各手続き以外にも
法要や挨拶など非常に忙しくなります。

少しでも手続きをスムーズに進める
ことができるよう、遺言やエンディングノート
などの準備があれば、残された遺族の
負担を軽くすることができます。
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 10:39| Comment(0) | 遺言・相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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