2012年01月23日

成年後見申立における、申立権者不在の問題

成年後見の申立行うに当たって、申立人の確保が

問題となるケースによく遭遇します。

ご高齢で本当に身寄りがない場合もあれば、

いても、その申立権者も高齢であったり、健康上の

問題があったりで実際の申立事務ができない

ということもあります。

申立権者は4親等以内の親族となっています。

この4親等以内というのはかなり広いのですが、

実際に、会ったこともなければ、遠方に住んでいる

といった場合には、かなり難しくなってしまいます。


また、子や兄弟がいても、家族関係が複雑で、

感情的に問題があるなどで、申立人となることを

拒否されてしまうケースもあります。



上記のようなケースのセーフティーネットと

して市町村長申立があるのですが、あまり

使いやすいものではないと言う声も耳にします。


申立権者の縛りも、市町村長申立についても

制度の悪用・濫用から「ご本人の権利を守る」という

目的のためにあります。

しかし、そこがネックとなってなかなか申立を

行えなえず、結果本来成年後見という制度を

利用すべき方たちが、利用できていない

=「守られていない」というジレンマが

生じています。
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 18:47| Comment(0) | 後見制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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