2011年12月27日

高齢者とペット

うちのマンションの近所を、犬を連れて散歩している
ご高齢の方をよく見かけます。
すごく可愛がっていらっしゃるのが一目でわかって、
見ていて、心が温かくなります。

でも、ふと、「もしおじいちゃんに何かあったら、犬は大丈夫かな・・・」
と考えてしまいます。

もし飼い主にもしものことがあった場合に、相続人の方が
引き取って可愛がってくれるなら安心です。でも実際には
いろいろな問題が起こってしまう可能性があります。

今の日本の法律では、ペットは「物」として扱われます。
財産を相続する権利はありません。
自分が亡くなったあと、ペットを守るためには、
現状考えられる方法として、
●遺言による負担付贈与・・・財産を贈る代わりに、ペットの世話をすることを依頼(強制力なし)
●死因贈与契約を結ぶ・・・・死亡後のペットの世話を契約として結ぶ

この二つくらいしかありません。

どちらも、依頼をする相手をどれだけ信用することができるかが
カギになってきます。

この残されるペットの問題は、高齢者に限りません。
いわゆるシングルの方が、ペットを飼っているケースは
非常に多いです。そういった方たちも、いつ、何があるかは
わかりません。

高齢のかたで、ペットを飼いたいけど、先を考えたら飼えない・・・
そういう方はたくさんいらっしゃいます。

私は、高齢者ケアを考えるのに、ペットを飼うことは非常に有効ではないか
と考えています。生きがいといった精神的なものだけでなく、
散歩に行くということが、体力の維持にもつながり、家の外の
コミュニティーとのつながりにもなります。
ペットの世話をする、ペットのことを考えるといった行為は
認知症への対策としても非常に有効である気がします。

前述の遺言や死因贈与契約がもっと一般的なものになり、
また、サービスとしてペットのケアハウス的なものが、
もっと社会的に認知されるようになると、高齢者問題を
解決する一つのヒントになってくると思うのですが・・・
posted by 札幌の行政書士・FP 村上よしまさのブログ! at 10:51| Comment(0) | シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。